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2×4工法について

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ここでは、「2×4工法とは?」という疑問を持っている皆さんに向けて、注文住宅の耐震性について分かりやすく解説しています。2×4工法の特徴や在来工法との違いをまとめていますので参考にしてみてください。

2×4工法とは

2×4工法とは、木造枠組壁工法という木造住宅の建築工法の1つです。この工法の名前は、2×4工法に用いる角材が2インチ×4インチであることに由来しています。床や壁といった面が一体となって支えるモノコック構造となっていて耐震性・耐風性・耐火性に加えて高気密・高断熱といった機能も併せ持っていることが多いです。木造枠組壁工法には、「ツーバイシックス(2×6)」「ツーバイエイト(2×8)」といった工法もあります。

2×4工法は耐震性・耐風性・高気密・高断熱といった機能性の高さや工期が短く済むといったメリットも豊富ですが、一方で間取りの自由度の低さやカビ・ダニの発生がしやすいというデメリットも持っています。

在来工法(木造軸組み工法)との違い

2×4工法は、壁・床・屋根といった面が一体となって建物を支える「モノコック構造」となっており、風や地震といった外部からの力に強いです。また、工場である程度加工しており、役割分担をして組み立てやすくなっており、工期も短く済ませることが可能です。

耐震性や強度に関しては、以前は在来工法よりも2×4工法の方が優れていました。しかし現在は、在来工法の進化により2×4工法と在来工法の強度における差はなくなってきています。

2×4工法で注文住宅を建てるメリット

地震や強い風にも耐えられる構造

2×4工法は、床・壁・天井に配置されたパネルの面で住宅を支える構造となっています。そのため、地震による住宅の揺れを地面に逃がしたりねじれを分散したりしやすくなっています。2×4工法が用いられている北米は、ハリケーンによる被害が起きることもあります。そのため、「ハリケーンタイ」と呼ばれるあおり止め金具で屋根や外壁をしっかりと留めているので台風のような強い風にも強い構造となっています。

また、2×4工法は省令準耐火構造の基準を特に意識して設計や施工を行わなくても、十分に性能を持っていて耐火性があり構造になっています。

高断熱・高気密である

2×4工法では、壁内に断熱材が入っています。高気密・高断熱の構造により、室内・室外の温度差が和らげることが可能です。これにより季節による気温差やヒートショックのリスクを下げたり、光熱費を抑えたりすることにもつながります。

工期が短い

2×4工法は、ある程度規格が決まっていて工場であらかじめ加工を行ってから、建てていくスタイルが多いです。届いた素材を現場で素材を組み立てていくことで完成します。これにより工期が短く済み、人件費を抑えることも可能です。

2×4工法で注文住宅を建てるデメリット

間取りやリノベーションなどの制限が多い

2×4工法では、建築前に使用する素材やパネルを加工しているため、効率よく建てていくことが可能です。しかし、パネルの面で住宅を支える構造となっているため、間取りの変更やリノベーションやリフォームでのレイアウト変更は強度にも影響が出てしまいがちです。そのため、設計やリノベーションやリフォームでの制限が多いというデメリットがあります。

カビ・ダニの対策が必要

2×4工法の良さでもある高気密・高断熱ですが、室内と室外での温度差による結露が発生しやすいという欠点があります。そのため、カビやダニの発生がしやすい構造になりがちです。アレルギーや体調不良につながる場合もあるので、2×4工法で住宅を建てる場合には住宅の結露発生に関する対策が重要になります。