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土地探しにおいて注意したいポイントを一挙にまとめてみました!
広さや形、価格、最寄り駅までの距離など、すべての条件にマッチする土地というのはなかなか見つからないもの。
そのため、土地探しを依頼する際は、どの条件をとくに優先したいのか、優先順位を決めて伝えておくのがおすすめ。相手も探しやすくなりますし、こちらも理想に近い土地に出会いやすくなるでしょう。
市街化区域では「用途地域」が定められており、どの用途地域なのかによって、建てられる建物の種類や規模が制限されています。気になっている土地がどの用途地域なのかは必ず確認しておきましょう。
エリアによっては、大規模火災を防ぐため、建物の耐火性能に基準が設けられていることも。建築費に関わる部分なので、必ず確認しておきましょう。
木造住宅が密集している地域を「木密地域」といいます。住宅の新築や建て替えにおいて耐火性能等の規制が強化されているエリアがあるので、要確認です。
土地にはそれぞれ、建築可能な建物の高さや大きさに制限があります。延床面積の上限は「容積率」で、建築面積の上限は「建ぺい率」で定められているほか、「高さ制限」「北側斜線」といった規制も。自分が希望している大きさや高さの家が建てられる土地かどうか、しっかり確認しておきましょう。
土地の形によっても、建てられる家は制限されるでしょう。一般的には正方形・長方形の土地が家を建てやすいとされていますが、三角形の土地は3角を花壇にできる、旗竿形の土地は静かな環境を得やすいなど、変形土地にもそれぞれメリットが。そんな点も考慮しながら、土地選びをしてみるとよいでしょう。
都市計画区域内に家を建てる場合、原則、建築基準法で決められた幅4m以上の道路(一部区域では幅6m以上)に、2m以上接した土地でなければなりません。この接道義務を満たしているかどうかを確認しましょう。ちなみに、接している道路幅が4m未満の場合、道路中心線から2mの場所まで後退した線まで空けることで、建てられる土地もあるようです。
川が近くて低地にある土地は、大雨により浸水する恐れがあります。各市町村役場で過去の浸水履歴が確認できるのでぜひチェックしてみましょう。また、もともと工場などがあった土地なら、土壌汚染調査がされているかを、その調査結果とともに確認しておくと安心です。
地震に強い家かどうかは、家を支えている地盤にもよります。建築前に地盤調査が行われるのが一般的ですが、まだ購入していない場合は、「地盤サポートマップ」というサイトで地盤チェックが可能です。
土地の四角などに打ち込まれている境界標(隣地との境界を示す線)があるかどうかを確認しましょう。土地によっては境界標がズレているケースも。曖昧な場合は、きちんと測量を行うとトラブルを防げます。