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外壁の色選びのポイント

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外壁塗装を行う際は、塗料の種類や色、性能や価格などを考慮しながら自宅に合った最適な塗装を行うことが大切です。その中でも特に外壁の色は、自宅の印象を決める重要な要素となります。しかし外壁には様々な色があり、選択肢が多いことからどのように選べば良いのか分からず決められない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、外壁の色を選ぶ際のポイントを紹介します。ぜひ目を通し、今後の外壁の色選びの参考にしてください。

施工事例からイメージする

外壁の色選びが難しくなる要因の一つに、施工後のイメージが湧きにくい点があげられます。具体的なイメージを湧きやすくする方法として、実際の施工事例をできるだけ多く見て参考にすると良いでしょう。施工事例を参考にする際は、自宅と似たような家の施工事例を見るよう心がけることが大切です。自分がしてみたい色があったとしても、その色が自宅に合う保証はどこにもないので注意が必要です。

塗装業者に相談すれば、多くの施工事例の写真を見ることができるでしょう。ネットで検索すれば多くの施工事例を確認できることから、時間をかけて目を通して見ることをおすすめします。

汚れや色褪せを考慮する

そもそも外壁は、土や砂ほこり、黄砂や煤煙などの影響を受けやすいことから、外壁の色を選ぶ際は、汚れや色褪せの可能性を考慮することが重要です。

白や黒といったモノトーン色は、汚れが目立ちやすいといった特徴があります。一方でグレーやクリーム色などの淡い色の壁は汚れと同系色であり同化しやすく、汚れが目立ちにくいのでおすすめです。

外壁は常に紫外線や雨風にさらされているため、塗装した直後から経年劣化が始まります。特に原色などの鮮明な色は色褪せしやすく、せっかく塗装したのにすぐに色褪せしてしまう場合もあります。

逆にグレーやクリーム系などの色は比較的色褪せしにくい特徴があります。外壁の色選びの際の候補にしても良いでしょう。

外壁の色は遮熱性に影響する

外壁の色を選ぶ際は、遮熱性も考慮することが大切です。一般的に濃い色の外壁は淡い色の外壁よりも太陽の熱を吸収しやすく、外壁の表面温度は高くなります。

例えば、濃色である黒色の外壁は、淡色である白色の外壁よりも15~25度程度表面温度が高くなると言われています。断熱性能が高い家であれば特に問題はありませんが、断熱性能が低い家は外壁を黒色にすると室内の温度も高くなるので気をつける必要があります。

断熱性能が低い場合は、白色やクリーム色などの淡色を選択すると良いでしょう。

淡色にするだけで外壁の表面温度が低くなるため、必然的に室内温度も低くなります。外壁の色は家の雰囲気を決定づける重要な要素であり、断熱性能が低い家だと室内温度にも影響を及ぼすので慎重に選びましょう。

色選びで押さえたいポイント

外壁の色を選ぶ際は、自分がこれがいいと思う色を優先するのではなく、様々な要素も考慮した上で最終的にどの色にするのか判断することをおすすめします。

ここでは、色選びで押さえたい重要なポイントを3つ紹介していきます。

色見本は大きいものを使う

外壁の色を選ぶ際は、塗装業者が持参した色見本を見ながら検討するのが通常です。この際小さな色見本を使用すると、実際に完成した外壁とのイメージの違いが生じる可能性があるので注意が必要です。

小さな色見本の場合だと、明るい色は実際にはさらに明るいイメージとなる傾向があり、暗い色も実際には見本よりも暗いイメージになる傾向があります。そのため色見本はできるだけ大きなものを使用することをおすすめします。

具体的には、A4サイズ以上のものを使用すると良いでしょう。事前に外壁業者にお願いして用意してもらいましょう。

艶感

同じ色の塗料であっても艶ありと艶なしがあり、実際に施工した後の印象は大きく変わってきます。そのため外壁の色を決める際は、色そのものだけでなく艶感まで決めることが大切です。

具体的には、艶ありの塗料を使用すると仕上がりは光沢がありピカピカに輝く一方で、艶なしの塗料を使用した場合の仕上がりは光沢がなく、シックな印象に仕上がります。

艶感を決める際は、家の雰囲気や価格も合わせて考慮することがポイントです。和風の家の場合は艶なしの塗装の方が様々な箇所との相性が良く、より落ち着いた雰囲気を作り出すことができるでしょう。

また、艶なしの塗料は艶あり塗料と比べて若干価格が高く設定されています。使用する量が多ければ金額差も大きくなるので注意が必要です。

周りの景観についても考える

外壁の色を決める際は、自分の家だけでなく周囲の景観にも配慮することが重要です。周囲に古い建物や落ち着いた色合いの景色が広がっている中で、派手な色遣いの外壁にすると一軒だけ浮いてしまう可能性があります。

場合によては近隣から反感を買ったり苦情が来たりする可能性もあります。外壁の色をどのようにするかは個人の自由ですが、トラブルを未然に防ぐ意味でも常識の範囲内の色にすることをおすすめします。

また、自治体によっては外壁の色に関する一定のルールを定めているところもあります。これから外壁の塗装をする際は、事前に自治体に問い合わせてルールの有無を確認すると良いでしょう。

まとめ

今回の記事では外壁の色の選び方について、いくつかのポイントを示しながらお伝えしました。

外壁の塗装はそれほど頻繁に行うものではないことから、後悔することのないよう事前に情報を収集して時間をかけて考慮することが大切です。

家の外壁の色は、見た目の印象を決めるだけでなくその後の生活にも少なからず影響を与えます。今回の記事で紹介したポイントを押さえながら、我が家にとって最適な色を選びましょう。